この内容は以下の音声配信を文字起こししたものです
https://voicy.jp/channel/3896/734706
リード文
こんにちは!農業歴12年のOKファームです。今日は、私が取り組んでいるごぼうと玉ねぎのスープ開発の裏側をお話しします。正直、計画なんてまったく予定通りに進みません。でも、そこが面白いんです!失敗を恐れず、走りながら考える。そんな農家生活の醍醐味を、ぜひ一緒に感じてください。
計画は計画通りにいかないもの
私の加工品開発の歴史は、予想外の連続です。最初に挑戦したのはごぼう茶作り。自分でフライパンを使って、インターネットで資材を調べながら頑張りました。でも結果は惨憺たるもの。作れども売れず、寝る間を惜しんで頑張っても利益は皆無。仕方なく撤退しました。
次は加工品プロデューサーと組んで「バリバリごぼう」を開発。今度は工場に作ってもらい、専門家のノウハウもあって、なかなかいい感じに成功しました。
今回のスープ開発でも、資材価格の高騰や納期の遅れなど、想定外のことばかり。でも、これが農業の面白いところ。臨機応変に対応する柔軟性が大切なんです。
過去の自分に感謝
12年の農業人生で、失敗の数は数えきれません。でも、これらの経験が今の私の武器になっています。
特に印象深いのは、コロナ禍の緊急事態宣言時。飲食店への出荷ができなくなり、SNSで個人向けに販売したら、まさかの5000リツイート、100万人以上に見てもらえました。たった2日で300件の注文が殺到し、送り状作成に四苦八苦した経験が、今回のスープ開発で見事に活きているんです。
失敗は成長のチャンス。この言葉、身をもって体験してきました。
走りながら考えるのが最強
ビジネスの世界では「先行者優位」という言葉があります。「いけそうだ」と感じたら、とにかく動く。そう、まさに今の私です!
多くの人は決断を先延ばしにしがちですが、行動してこそ学びが生まれるんです。今回のスープ開発も、その絶好の機会。テスト販売を始めたら、予想を大幅に超える注文が!最初は3〜5件を想定していたのに、あっという間に15〜17件。急遽、送り状システムを整えたり、資材を調達したり。まさに走りながら考える状況です。
最後に
皆さんへ伝えたいのは、「やってみないとわからないことだらけ、だからこそ面白い」ということ。恐れず、挑戦し続けること。それが私の農業人生、そして人生そのものなんです。
チャンスは待っていてもやってこない。自分から掴みに行くんです!OKファームの挑戦は、これからも続きます。