OKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。
(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/67afffd319a958556003197d)
はじめに
最近、迷惑メールが減っているのでは?と感じることが多いですが、私が以前受け取っていた「大げさな」メールの内容について考えてみました。何か不審なメールが届くと、すぐに気づく人もいれば、気づかずに引っかかってしまう人もいますよね。
疑問に思うのは、どうしてあんなに大げさな内容を書いてくるのかということ。実は、そこには詐欺師たちの巧妙な意図が隠されているのです。今日はそんなお話をお届けしたいと思います。
### 大げさなメールの背後にある心理
迷惑メールの中には、明らかにあり得ない内容が含まれているものがあります。例えば「あなたに何億円が当選しました」とか、「私の遺産をあなたにあげます」といったものです。これらの内容、一見すると無茶苦茶です。しかし、詐欺師はこの「大げささ」を利用して、反応する相手を選んでいるのです。
私が10年前に受け取った迷惑メールの一例を挙げると、ある芸能人からのメールだと名乗るものがありました。「どうも、桜井翔です」と、まるで本人が直接連絡してきたかのように見えるものでした。こんなメールを受け取ったら、一度はドキッとしますが、すぐにおかしいと思う方も多いでしょう。このような過剰な演出が、ターゲットを選別するために使われているのです。
### 詐欺メールの目的は選別
詐欺師たちは、反応した人の中から「引っかかりやすい人」を選びたいと考えています。例えば、あなたの周りに相談する人がいない孤立した人を狙うのです。大げさな内容が書かれていればいるほど、普通の人は反応しないため、こうした人だけが反応してくれる可能性が高まります。
実際のところ、詐欺メールに反応してしまう人は、自分の判断を悪用されがちな人々です。周りの人に相談することが少なければ、詐欺師にとっては格好の標的になってしまいます。
### 注意喚起
この話を聞くと、引っかかりやすい人がどのような特徴を持っているのか、少し考えてみたくなります。もしあなたの周りに、おじいちゃんおばあちゃんがいらっしゃるなら、こうした迷惑メールについてしっかり説明をしてあげることが大切です。「こんなメールが来たら詐欺だから気をつけてね」といった具合に、事前に知らせておくことで、少しでも被害を減らせるのではないでしょうか。
### 同じ過ちを繰り返さないために
実際に被害に遭った場合は、その経験を家庭内で共有し、同じ過ちを繰り返さないための教訓にもできます。私の父も、以前に不審な電話を受けたことがあったのですが、その後しっかりと周囲に注意喚起をしていました。このように、情報を共有することが大切なのだと痛感した瞬間でした。
### まとめ
今日は「迷惑メールの内容が大げさな理由」についてお話しました。私たちが普段どれだけ受け取る迷惑メールに影響を受けているのかを、改めて考える良い機会になったのではないでしょうか。もし、あなたも何か面白い迷惑メールのエピソードがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!