htmlOKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。
(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/67baf2bd5e1793b81ec4f3f2)
はじめに
最近、私が広島市内で行われたイベントでの経験から、「値上げをする勇気があれば選択肢が増える」というテーマについて考える機会がありました。自分の作った商品に自信を持ち、適正な価格を設定することで、売上の可能性や選択肢が広がるという何よりの実感を得たのです。今回はその経験をもとに、どうして値上げが重要なのか、そして知ってもらう工夫が何よりも大切であるかについてお話ししていきたいと思います。
## 1. 薄利多売しかできないと辛い
私たちが農業をしている中でよく聞くのが、薄利多売についてです。とにかくたくさん作って、たくさん売ることで売上を成り立たせる考え方は、農業以外のビジネスでもよく見かけます。しかし、これって実はとても大変なことで、特に在庫管理や品質維持が難しくなります。
私もその一環として、毎年大量の作物を生産することに追われていました。ですが、その状況が続くと、品質を維持することも難しくなり、いつの間にか費用対効果があまり良くないと感じるように…。
もっと選択肢が広がる方法があるのではないかと思い始めたのは、自分の商品に自信を持った瞬間でした。
## 2. 値上げができれば選択肢が増える
先日、イベントで自分が作った「バリバリごぼう」という商品と「ごぼうのスープ」を販売する際、少し思い切って値上げしてみたんです。結果としては予想を上回る数量が売れ、本当に嬉しい驚きでした。
確かに、値上げに対して購入をためらう人もいましたが、反対に「高いからこそ、特別感がある」という感覚で商品を手に取ってくださった方もいました。
この経験から、自分が持っている商品にはそれだけの価値があるのだと実感しました。自分の作った商品が、ただ販売するだけのものではなく、しっかりと価値を認められ、必要とされる存在であると確信を持つことができたのです。
## 3. まずは知ってもらう工夫が大切
さて、商品を知ってもらうという作業は非常に大切です。キングコングの西野さんが言っていたことを思い出します。
「価値は、知名度と需要によって決まる」
という言葉、一つの作品が多くの人に知られていれば、それだけで高い価値を持つというもの。これが私のビジネスにも当てはまると気づきました。
私自身も、もっと多くの人に「OKファーム」と「バリバリごぼう」を知ってもらう努力をしなければという思い強いです。SNSを通じて発信し、地道にその価値を伝えていくことが、今後の選択肢を拡げる鍵だと思っています。
## 4. まとめ
私たちが常に持っているべき考え方は、商品そのものの価値を理解し、顧客にその価値を伝えていくことです。そして、適切に値段を設定することで売り上げの道も開ける。
最後に、先日行った対面販売の反省会があり、その様子をアーカイブとして配信しているので、興味がある方はぜひ聞いてみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!