#766 『買うキッカケ』を与えないとお客様は動かない

{“text”:”OKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。

(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/67f246b624d79a1a7ad6af0c)

はじめに

農家として新たな挑戦をする中で、マーケティングやお客様の気持ちを考えることの大切さを日々実感しています。今回は、「買うキッカケを与えないとお客様は動かない」というテーマで、私の体験を元にお話ししていきます。自分の作った商品をただ提供するだけではなく、どうやってお客様にその魅力を伝え、行動を促せるのか、具体的な事例を交えてお話しします。あなたの商品やサービスをより多くの人に知ってもらうためのヒントがきっと見つかるはずです。さあ、一緒に考えていきましょう!

### 1. 言わないと売れません!

まず最初のポイント、「**言わないと売れません**」についてです。

私自身、新しい商品を作っても、それをアピールすることを躊躇してしまうことがあります。かつて私も、営業や推し売りが嫌いでした。

自分がされたくないことはしたくないという気持ちから、つい消極的になってしまうんです。

でも、小さな農家である私が、声を大にして「ぜひ買ってください!」と言わなくては、誰にも知ってもらえない。ただ待っているだけでは、商品は売れないんですよね。最近、お世話になっている友達との会話で、「知ってもらうためには、まず言わなきゃだめだよ!自分の商品を他の人にアピールすることが大事だ」って教えてもらいました。その言葉を胸に刻んでいます。

### 2. 言っただけでは売れません!

次に「**言っただけでは売れません**」というポイントについてお話しします。

お客様に「買ってください」と言っても、ただその一言だけでは行動に結びつかないんですよね。実際にお客様が商品を手に取る理由は、自分にとってのメリットや価値があると感じるからです。

そう思った時期がありました。というのも、わたしの祖父が昔言っていた「相手の気持ちを考えなさい」という言葉を思い出しました。お客さんの気持ちに寄り添って、その商品がもたらす未来を語らなければ、売れるはずがないんですね。ですので、商品を売る際には、どれだけ魅力的な言葉を使ったとしても、その言葉が届ける価値をしっかり考えることが必要だと気づきました。

### 3. “なんで今日なの?”を意識する

そして最後のポイントは、「**“なんで今日なの?”を意識する**」です。これはお客様に、今すぐ行動を促すための重要な要素です。

例えば、タイムセールという手法があります。この前、私が行ったイベントで「草むらでピクニックしませんか?」という企画が好評でした。その際、「今日しかお得にならない理由」をしっかり伝えることができたのです。その結果、多くのお客様が楽しそうに商品を手に取ってくださいました。

お客様は「次はいつでもいい」と思いがちですが、少しのデメリットやメリットを具体的に話すことで、「今買えば得られる価値」を実感してもらえたのだと思います。

### 4. 相手に寄り添う提案

さて、最初は自己中心的になっていたものの、徐々に相手の立場になって考えられるようになると、提案の仕方も変わってきました。先日、農作業をしている最中に思いついたのですが、商品の魅力を伝えるために、実際にその場で料理するというスタイルが効果的でした。

例えば、私が収穫したバリバリごぼうを使った簡単なレシピを紹介し、その場で作って提供することで、「こういう風に使えるのか!」とお客様に思ってもらうことができました。これがきっかけで、実際に購入していただくことに繋がったのです。

### 5. さらなる魅力を引き出す方法

最後に、「**さらなる魅力を引き出す方法**」を考えてみましょう。自分の経験を元に言うと、他のブランドやストーリーを盛り込むことで、より商品の価値を際立たせています。例えば、私の地元の特産品や、その商品の背景にある感動的なストーリーを共有することですね。

これは、私が高校時代に先輩から教わったことですが、「商品の裏側にあるストーリーが、お客様の心をつかむ」と。その言葉を実際に試してみると、商品の魅力がさらに引き立つことに気づきました。

このようにお客様に寄り添う提案やストーリーを加えることで、商品の魅力がグッと増すのです。

ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!”}

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この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

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