前回の記事は
250枚の送り状を
どうやって段取りしたのか。
また、発送ミスを減らすには
どうすればいいのかを
経験を踏まえてご紹介しました。
https://ok-farm.jp/buzz-11/
このお話を最初から読みたい方はこちらから
零細農家がバズった話①バズる前夜
https://ok-farm.jp/buzz-1/
さぁ、送り状も出来たし、
ガンガン発送するぞ!!
と思っていたのに
悩ましい事態が発生。
それは
『発送する段ボールが足りない』
ということ。
は?そんなことが問題なの?
と思われるかもしれませんが、
通信販売
雑貨、野菜、アクセサリーなど
何かを発送する
お仕事の方共通の
悩みなのではと思います。
今回の記事では
箱詰めについて起こったトラブルと
どうやって解決したのかを
お話します!
箱が足りない。旅にも出れない。
ごぼう発送にあたり
バズる以前から
課題になっていたのが
「箱」
でした。
OKファームのごぼうは
だいたい50-60センチが
平均的なサイズ。
長めの野菜なので
「1〜2kgの注文」の際
なかなか
ちょうどよいサイズの
箱がないのです。
通常の出荷ペースなら
スーパーとかにいって
使用済み段ボールを
もらって来るのですが
今回は1日に20-30も発送が必要。
普段なら
『段ボール探しの旅』と称して、
出荷の合間にスーパーなどに立ち寄り
ちょうどいいサイズの箱を
探していましたが、
旅に出る時間もありません。
市販のものを買うにしても、
タテ長の箱の種類があまりないため、
箱代も割高。
5キロ10キロの注文なら
ちょうどいい箱もあるのですが、
1キロ2キロの注文なのに、
箱は大きいサイズになるため、
送料も割高になってしまいます。
ぬあー!!!
箱代は高い!
送料も余分にかかる!
どうすればいいんだ!!
このままだと1キロの注文は
ほとんど赤字になってしまう!!
まず思い付いたのはプチプチ
箱がダメなら
ごぼうを箱じゃないもので
送れないか?
しかし、箱がないと
ごぼうが折れてしまうかも…
何か衝撃をやわらげるものはないか…
衝撃…クッション…
柔らか…プチプチ…
…プチプチ?
そうか!!
クッション材のプチプチを
ごぼうに巻けばいいんじゃね!?
閃いたわ!!
これで行ける!!
ホームセンターへ行くぞー!!
昼休み時間にホームセンターで
プチプチを試しに
2-3メートル購入。
しかし、
ホームセンターから帰宅して
作業場に着いた時点で
『あーー……
多分ダメだろうな…』
という予感がアタマをよぎります。
手間がかかり過ぎてダメ
クッションでくるむという発送は
悪くないと思うのですが、
手間もコストもかかり過ぎるのです。
具体的には、
・ごぼうの太さ長さに合わせて
プチプチを切らないといけない。
・プチプチそのものの価格が
思いの外いい値段がしたので
なるべくごぼうの大きさに合わせて
カットして、無駄を省きたい。
そう考えると
・まず、切るのが物凄い手間。
ハサミやカッターで
チョキチョキザクザクやるだけ
と言えば簡単ですが
ごぼうの宅配注文数
約250のうち、
プチプチが必要となるのは
恐らく100以上ありました。
切るサイズとかを考えながら
100以上カット出来るかなぁ…?
多分難しいだろうなぁ…
という予感がしたのです。
まぁ、ものは試しなので
2ー3袋作ってみました。
その作業途中で
さらに微妙なポイントに気付きます。
・プチプチが上手く巻けない!!
プチプチを袋詰めしたごぼうに
クルクル巻いていくのですが
コレが結構滑って
なかなかうまく巻けない!!
そして
プチプチをキッチリ固定するために
布テープを貼るのですが
布テープの量が結構必要。
そして、見た目について。
見栄えがすごく悪い。
透明なビニールに
ツギハギのような布テープ。
フランケンシュタインか!!
というような荷姿でした。
とりあえずテスト発送してみる
コレは手間がかかり過ぎて
ダメだろうなと思いつつ
プチプチで包んだごぼうを
発送しないのももったいないので
テスト発送をすることに。
注文頂いた方の中で
今までお仕事でお付き合いのある方
繋がりがあったフォロワーさんに
お願いして
『試しにプチプチで
ごぼう発送させて下さい』
とお願いをします。
(こういった
『試しに●●させて下さい』
という方がたくさん居ると
自分のやりたいこと
やっている事の
確認が出来るので
そういった人を
どんどん増やしたいですね)
送ってみた結果
『ごぼうは折れて無かったよ』
と返答を頂き
方向性は間違っていないんだけど
プチプチは手間がかかりすぎて
ダメだなぁ…
何か良い案は無いか…
と考えながら
その日を終えました。
偶然にこそ神は宿る
うーん、プチプチの代わりに
何か良い「巻くもの」はないか…
うーん……巻くもの……。
とはいえ、
日々の出荷もこなさねば!!
「巻くもの」は後回しだ!!
今日はお世話になっている
カフェの店長さんが
ごぼうを受け取りに
作業場まで来てくれる!!
それの準備を抜かりなくやらねば!!
おぉ!!
いらっしゃったいらっしゃった。
東広島市西条町
nカフェのオーナーさん!!
いつもごぼうをたくさん
お買い上げ頂きありがとうございます。
あー、SNSも見てくださった?
色々応援、激励、ありがとうございます。
そして、帰り際に一言。
『あ、そういえば
米袋が家にいっぱい余ってて
捨てるのももったいないのよね。
よかったら使いますか?』
『おぉー、米袋は
ネギとかを入れて
近所の人に配るのに便利なんですよ。
有り難く頂戴します。』
ということで、
米袋を10枚〜15枚くらい
頂きました。
ハイ、もう勘の良い方は
お気付きだと思いますが
この米袋が重要アイテムになります。
しかし!!
不思議なモノで
この時はまだ米袋に
ごぼうを入れる
というところまでは
結びついておりませんでした!!
巻くもの!!を
探してはいたのですが
米袋はあくまで袋だと
認識していたんですかね?
コロンブスの卵
とよく言いますが…。
今こうして振り返ると
『オイィぃぃ!!俺
米袋に気付けぇぇ!!』
とツッコミたくなりますが
それには
まだちょっと時間がかかります。
第三者の目はとっても大事
こんな感じで
『いい梱包資材がないかなー
ないかなー』
と思いつつ、作業を続けます。
そんな時、
ごぼうを買いに来た
町内の方に、こういう風に言われます。
『あー、ウチがたのごぼうは
わざわざ出荷袋に袋詰めしなくていいよ。
もったいないじゃろう。』
あ、そうですか。
じゃあ段ボールに入れておきますね!
『いやいや、段ボールももったいないよ。
そこにある米袋に入れてくれたらえぇよ』
先日、nカフェさんが持ってきた
米袋を指さされます。
おぉ、そうか。コレなら車に積んでも
汚れないし、安心ですね。分かりました。
はい、米袋に入れて、どうぞ!
ハイ。
まだこの時も気付いてません(笑)
焦らしてるワケではなく、
マジで気付いていません(笑)
そして、この方が帰り際に
お互いの近況報告をする中で
『インターネットから注文が
たくさん入ってバタバタしてます。
特に今は箱が足りなくてねー
先日はプチプチを巻いたけど
うまくいかんかったんです。』
というと、
『それなら、
この米袋に入れて送れば?』
と言われて……しばらく考えて
あぁ!!!
それがベストじゃわ!!
と、ようやく
箱のかわりに
米袋を使う
というアイデアに行きつきます。
気付くのおせぇよー
と本当に思いますが
人間こんなもんなんだと思います(笑)
それでは、いざ実践!!
nカフェさんからもらった米袋に
袋詰めしたごぼうを入れて…
クルクル巻いて…
おぉ…何かいい感じじゃない?
プチプチの時にあった
フランケンシュタイン感
もなく、
見ようによってはスマート?
コレなら行ける!!
とはいえ、お客さんからしたら
『手抜きの発送しやがって!!』
とか嫌な気分にならないだろうか?
こういう所は
私はとっても慎重(ビビり)なのです。
うーん
うーん。大丈夫かな?
おぉ!!そうか!!
こういう時にこそ
アレを使えばいいのか!
私が使おうとした
SNSの便利な機能とは!?
長くなってしまったので
続きは次回!!
零細農家がバズった話13
Twitterアンケート、炸裂!!
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零細農家がバズった話①バズる前夜
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SNS運用を上手にしたい新規就農者の方
農業や、炭素循環農法に興味のある方は
ぜひフォローをよろしくお願いします!
2021年末までに
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10000人突破!を
目標にしています。今後も頑張ります!!
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悩ましい事態が発生。
それは
『発送する段ボールが足りない』
ということ。
は?そんなことが問題なの?
と思われるかもしれませんが、
通信販売
雑貨、野菜、アクセサリーなど
何かを発送する
お仕事の方共通の
悩みなのではと思います。
今回の記事では
箱詰めについて起こったトラブルと
どうやって解決したのかを
お話します!
箱が足りない。旅にも出れない。
ごぼう発送にあたり
バズる以前から
課題になっていたのが
「箱」
でした。
OKファームのごぼうは
だいたい50-60センチが
平均的なサイズ。
長めの野菜なので
「1〜2kgの注文」の際
なかなか
ちょうどよいサイズの
箱がないのです。
通常の出荷ペースなら
スーパーとかにいって
使用済み段ボールを
もらって来るのですが
今回は1日に20-30も発送が必要。
普段なら
『段ボール探しの旅』と称して、
出荷の合間にスーパーなどに立ち寄り
ちょうどいいサイズの箱を
探していましたが、
旅に出る時間もありません。
市販のものを買うにしても、
タテ長の箱の種類があまりないため、
箱代も割高。
5キロ10キロの注文なら
ちょうどいい箱もあるのですが、
1キロ2キロの注文なのに、
箱は大きいサイズになるため、
送料も割高になってしまいます。
ぬあー!!!
箱代は高い!
送料も余分にかかる!
どうすればいいんだ!!
このままだと1キロの注文は
ほとんど赤字になってしまう!!
まず思い付いたのはプチプチ
箱がダメなら
ごぼうを箱じゃないもので
送れないか?
しかし、箱がないと
ごぼうが折れてしまうかも…
何か衝撃をやわらげるものはないか…
衝撃…クッション…
柔らか…プチプチ…
…プチプチ?
そうか!!
クッション材のプチプチを
ごぼうに巻けばいいんじゃね!?
閃いたわ!!
これで行ける!!
ホームセンターへ行くぞー!!
昼休み時間にホームセンターで
プチプチを試しに
2-3メートル購入。
しかし、
ホームセンターから帰宅して
作業場に着いた時点で
『あーー……
多分ダメだろうな…』
という予感がアタマをよぎります。
手間がかかり過ぎてダメ
クッションでくるむという発送は
悪くないと思うのですが、
手間もコストもかかり過ぎるのです。
具体的には、
・ごぼうの太さ長さに合わせて
プチプチを切らないといけない。
・プチプチそのものの価格が
思いの外いい値段がしたので
なるべくごぼうの大きさに合わせて
カットして、無駄を省きたい。
そう考えると
・まず、切るのが物凄い手間。
ハサミやカッターで
チョキチョキザクザクやるだけ
と言えば簡単ですが
ごぼうの宅配注文数
約250のうち、
プチプチが必要となるのは
恐らく100以上ありました。
切るサイズとかを考えながら
100以上カット出来るかなぁ…?
多分難しいだろうなぁ…
という予感がしたのです。
まぁ、ものは試しなので
2ー3袋作ってみました。
その作業途中で
さらに微妙なポイントに気付きます。
・プチプチが上手く巻けない!!
プチプチを袋詰めしたごぼうに
クルクル巻いていくのですが
コレが結構滑って
なかなかうまく巻けない!!
そして
プチプチをキッチリ固定するために
布テープを貼るのですが
布テープの量が結構必要。
そして、見た目について。
見栄えがすごく悪い。
透明なビニールに
ツギハギのような布テープ。
フランケンシュタインか!!
というような荷姿でした。
とりあえずテスト発送してみる
コレは手間がかかり過ぎて
ダメだろうなと思いつつ
プチプチで包んだごぼうを
発送しないのももったいないので
テスト発送をすることに。
注文頂いた方の中で
今までお仕事でお付き合いのある方
繋がりがあったフォロワーさんに
お願いして
『試しにプチプチで
ごぼう発送させて下さい』
とお願いをします。
(こういった
『試しに●●させて下さい』
という方がたくさん居ると
自分のやりたいこと
やっている事の
確認が出来るので
そういった人を
どんどん増やしたいですね)
送ってみた結果
『ごぼうは折れて無かったよ』
と返答を頂き
方向性は間違っていないんだけど
プチプチは手間がかかりすぎて
ダメだなぁ…
何か良い案は無いか…
と考えながら
その日を終えました。
偶然にこそ神は宿る
うーん、プチプチの代わりに
何か良い「巻くもの」はないか…
うーん……巻くもの……。
とはいえ、
日々の出荷もこなさねば!!
「巻くもの」は後回しだ!!
今日はお世話になっている
カフェの店長さんが
ごぼうを受け取りに
作業場まで来てくれる!!
それの準備を抜かりなくやらねば!!
おぉ!!
いらっしゃったいらっしゃった。
東広島市西条町
nカフェのオーナーさん!!
いつもごぼうをたくさん
お買い上げ頂きありがとうございます。
あー、SNSも見てくださった?
色々応援、激励、ありがとうございます。
そして、帰り際に一言。
『あ、そういえば
米袋が家にいっぱい余ってて
捨てるのももったいないのよね。
よかったら使いますか?』
『おぉー、米袋は
ネギとかを入れて
近所の人に配るのに便利なんですよ。
有り難く頂戴します。』
ということで、
米袋を10枚〜15枚くらい
頂きました。
ハイ、もう勘の良い方は
お気付きだと思いますが
この米袋が重要アイテムになります。
しかし!!
不思議なモノで
この時はまだ米袋に
ごぼうを入れる
というところまでは
結びついておりませんでした!!
巻くもの!!を
探してはいたのですが
米袋はあくまで袋だと
認識していたんですかね?
コロンブスの卵
とよく言いますが…。
今こうして振り返ると
『オイィぃぃ!!俺
米袋に気付けぇぇ!!』
とツッコミたくなりますが
それには
まだちょっと時間がかかります。
第三者の目はとっても大事
こんな感じで
『いい梱包資材がないかなー
ないかなー』
と思いつつ、作業を続けます。
そんな時、
ごぼうを買いに来た
町内の方に、こういう風に言われます。
『あー、ウチがたのごぼうは
わざわざ出荷袋に袋詰めしなくていいよ。
もったいないじゃろう。』
あ、そうですか。
じゃあ段ボールに入れておきますね!
『いやいや、段ボールももったいないよ。
そこにある米袋に入れてくれたらえぇよ』
先日、nカフェさんが持ってきた
米袋を指さされます。
おぉ、そうか。コレなら車に積んでも
汚れないし、安心ですね。分かりました。
はい、米袋に入れて、どうぞ!
ハイ。
まだこの時も気付いてません(笑)
焦らしてるワケではなく、
マジで気付いていません(笑)
そして、この方が帰り際に
お互いの近況報告をする中で
『インターネットから注文が
たくさん入ってバタバタしてます。
特に今は箱が足りなくてねー
先日はプチプチを巻いたけど
うまくいかんかったんです。』
というと、
『それなら、
この米袋に入れて送れば?』
と言われて……しばらく考えて
あぁ!!!
それがベストじゃわ!!
と、ようやく
箱のかわりに
米袋を使う
というアイデアに行きつきます。
気付くのおせぇよー
と本当に思いますが
人間こんなもんなんだと思います(笑)
それでは、いざ実践!!
nカフェさんからもらった米袋に
袋詰めしたごぼうを入れて…
クルクル巻いて…
おぉ…何かいい感じじゃない?
プチプチの時にあった
フランケンシュタイン感
もなく、
見ようによってはスマート?
コレなら行ける!!
とはいえ、お客さんからしたら
『手抜きの発送しやがって!!』
とか嫌な気分にならないだろうか?
こういう所は
私はとっても慎重(ビビり)なのです。
うーん
うーん。大丈夫かな?
おぉ!!そうか!!
こういう時にこそ
アレを使えばいいのか!
私が使おうとした
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長くなってしまったので
続きは次回!!
零細農家がバズった話13
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