{“text”:”OKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。
(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/67c40b43befa1d4db2454870)
はじめに
最近、山火事や火事に関するニュースが増えてきており、火の取り扱いについて考えさせられることが多いです。特に農業に従事する私たちにとって、火は大変便利な道具である一方、注意を払い続けなければならない脅威でもあります。そこで、今回は火の怖さについて考え、私自身の経験をもとにお話しします。火の怖さは主に「増える」「走る」「本能的に怖い」の3つのポイントでご紹介します。それでは、見ていきましょう。
## 火の怖さ 1:増える
火が起きた時、その火種は一つから二つ、三つと増えていくことがあります。私の祖母も、家の裏で草を焼いていた時に強風にあおられて、火が飛び火をした経験があります。その時、祖母は「ここなら大丈夫」と思っていたのですが、予想外の火の飛び方に驚きました。
火元が増えることで、消火活動が一気に難しくなるんですね。例えば、ある場所で火が燃え広がっている時、隣りの場所にも火が広がってしまう。このように最初は小さな火でも、数か所で火が点いてしまうと、消すのがどんどん難しくなります。
これは、私たちの普段の生活でも同じことが言えると思います。小さな問題が次へ次へと影響を与え、気づいた時には大きな事態になってしまうこと、ありますよね。こうしたことからも、日頃から慎重に火を扱うことが大事だと感じています。
## 火の怖さ 2:走る
さて、次に「走る」という怖さについてです。数年前、地元の豚土祭りで乾燥注意報が出ている中、草が少しでも燃えるとその火がじわじわと広がっていく様子を見ました。人間が気づける範囲ではまだ小さな火のままでしたが、目を離した隙にどんどん火が広がっていきました。
幸運なことに、その日は多くの消防団の方が参加しており、きちんと水を準備していたので未然に大事には至りませんでした。しかし、もしあの時、気づくのが遅れていたらと思うとゾッとします。子供の頃に友達と遊んでいたとき、炎天下に火遊びをしていたことがあって、その時もほんの一瞬の気の緩みで火が広がってしまったことがありました。皆さんも注意していると思いますが、火は本当にほんの一瞬で広がることがあります。
## 火の怖さ 3:本能的に怖い
最後に「本能的に怖い」ということについてお話しします。火は私たちの祖先からずっと恐れられてきたものです。火を見た時の直感的な恐怖感、それはやはり本能的なものだと思います。私も料理をする時は火を使いますし、日常的には身近な存在ですが、大きな火を目の前にした時は、やはり恐怖心が沸き上がります。
火事の現場を目撃した際などには、パニックになることもあるでしょう。冷静に行動できる人もいる一方で、火に怯え、適切な行動が取れなくなってしまうこともあります。
そのため、私たちは火を使う際にはもっと意識的に取り扱わなければならないと感じています。また、日々の生活の中でも、問題が起きた際には冷静に対処することを心掛けなければなりません。
## 終わりに
火の取り扱いには、注意が必要であると改めて感じました。このような事故が起きないよう、皆さんも火に対しての意識を高く保ってもらえたらと思います。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!”}