#954【雑談】大切な想い出も人間は簡単に忘れてしまう…なので…

{“text”:”OKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。

(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/68ea1f3bda95e6255c1be5cb)

はじめに、気づかないうちに忘れてしまうことってたくさんありますよね。人間は日々の生活の中で、新しい出来事や情報に埋もれてしまい、大切な想い出を少しずつ忘れていってしまう…そんな風に感じることがあります。最近、私が大切な人を失ってからちょうど1年が経ち、そのことをきっかけに思い出について考える機会がありました。今回は、大切な思い出を忘れないために、どうやって記録することができるのか、私の経験を交えてお話ししたいと思います。

## 大切な人との思い出

私の祖父は、96歳で亡くなりました。彼は私にとって、農業の師匠であり、人生の大切な指南役でした。私が子供の頃、畑での作業を手伝いながら、彼から多くのことを学びました。そういった日々の出来事を振り返ると、やっぱりあの頃の思い出が心の支えになっていると実感します。

また、高校時代の先輩とも長い付き合いがありました。彼は私にとって、頼れる存在であり、大切なアドバイザーでした。結婚報告をした時や、子供が生まれた時にも支えてくれました。そんな彼が亡くなったことを考えると、やはり月日が経つにつれて、少しずつ細かい部分を忘れていってしまっているなと感じます。

## 記憶のアップデート

人間の記憶は本当に不思議なものです。例えば、昔のアルバムを見返すと、自分がその場にいたときの記憶が思い出されることがあります。この時、特に重要なのは「想い出を思い出す」というプロセスです。例えば、3歳の時の写真を見ると、5歳の時に親にその写真を見せられたときの会話を思い出したりします。

こうして、記憶はあたかもアップデートされていくものなんだなと思います。大切な人との思い出も、自分がそれを思い出すたびに強化されるのではないでしょうか。

## 思い出を記録する重要性

ですので、私は最近、大切な出来事や思い出を記録することに力を入れています。具体的には、思い出したことをメモ帳やスプレッドシートに書き留めるようにしています。今はその記録がなかなか重要とは思えないかもしれませんが、10年後、20年後に振り返った時、当時の自分と大切な人たちの会話を思い出すことが、素晴らしい財産になると信じています。

私の祖父は「見て盗め」という昭和の職人の典型のような方でしたが、彼の教えや思い出は今も私の心の中に大切に留めておきたいと思っています。 例えば、彼が仕事をしている時、強烈にダメ出しを食らったこともありました。それは私を成長させる重要な瞬間でした。そういった出来事を書くことで、振り返ったときに嬉しかったことや、教訓を思い出すことができると思います。

## 忘れることで楽になれる

逆に、人間は辛いことも自然に忘れられる性質を持っています。この点についても感謝したいです。いやな思い出が一生残っていると、心が重くなってしまいますから、時に忘れることも必要ですね。ただ、大切な思い出だけは、できるだけ忘れたくない。そんな気持ちを大事にして、皆さんもぜひ、思い出を記録することをお勧めします。

ここまでお話ししてきましたが、大切な思い出を記録して、未来に残していくことの重要性を感じていただけたなら嬉しいです。

ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!”}

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この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

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