絶望的に片付けが出来ない人に勧めたい3つの方法

農業に限らず、「片付けができない奴にいい仕事はできない」というような言葉を聞いた事はありませんか?

私もめっっっちゃ片付けが苦手です。作業場も自宅のデスクもキレイとは言い難いです。むしろ汚いです。

「片付けの出来ないやつにいい仕事はできない」という言葉に、ほんの少し反論しながら、「片付け苦手な人はコレをやって!」という方法を紹介します。

目次

片付けは大事。それは分かってるんだよ!!

片付けが出来ない人のデメリットはこんなかんじです

・時間効率が悪い 探しものの時間が長くなるから

・余計なお金がかかる モノを無くしやすいから、以前持っていたものと同じモノを買わなければならなくなる

・一般的に信頼度が下がる、ルーズだと思われやすい 作業場や自宅が散らかっていると「だらしない」と思われ、ビジネス関係の人は「納期遅れ」「モノの紛失」などのイメージがつきやすい

が、片付けがうまれつき苦手な人もいるんだよ…

言い訳から入るようですが、私は片付けの上手さ、下手さには生まれつきの特性があると思っています。

日々の習慣やルール化で、片付けが上手になったりすることはあると思います。しかし、圧倒的に片付けが苦手な人は「そもそも部屋が汚れているのに気付けない」という場合もあるのです。

キレイ好きな人、整理整頓が得意な人は、机の上にある物を『今必要なもの』『今は不要なもの』を見分ける能力が長けている、と私は考えています。

あ、今からご飯を食べるから机の上にある「雑誌」は不要だな。片付けておこう。

こんな感じです。こういった方は何の苦労もなく片付けができます。

逆に、片付けが苦手な私は、テーブルの上を『使える場所』と『使えない場所』としかパッと認識できません。(ちょっと言い方が極端ですが)

お昼ご飯を食べよう。テーブルの上には食べるスペースは十分あるな。よし食べるか。

片付け上手な人には目に入っていた雑誌が、「邪魔でない」と判断されると、あまり目につかなくなってしまい、そのままにしてしまうのです。

さすがに、ラーメンとか汁物を食べる時に大切な書類を出していたらそれは片付けます。汁が飛び散ったら困るからです。目に見えるデメリットがあれば、その書類は何とか目に入るようになります。

しかし、『片付けをしておかないと後が大変だよ」という漠然とした未来のデメリットの場合、片付けへの意識が向かないのです。片付けが得意な人と苦手な人の差はここだと私は思います。

普通ならここで、「ですから片付けをできるようにしましょう!」とアドバイスが入りそうですが、私自身それができないから、人にも言えません(笑)

そして、今回いちばん伝えたいこと。片付けが苦手な人は「片付けができない事をコンプレックスにしないで欲しい」ということです。

そりゃー、片付けが上手な方が時間的にも金銭的にも損をしないのは分かります。信頼度が上がりやすいのも分かります。

ただ、「片付けが出来ないから自分はダメな人間だ」と思っていると、その気持ちがあなたに悪影響をおよぼします。

・片付けの苦手レベルがあがる ・本来の自分の得意分野も自信を持って提案できなくなる ・人を自宅や作業場に招く機会が減る

片付けが出来ない という事は短所であったとしても、それをあなたの長所をつぶす理由にはならないのです。

まずは「片付けできねーけど、俺はこれまで生きてこれたもーーん!!死にゃあしねーよーーー!!」と、開き直ってください。マジでラクになりますから。

その上で、「日々使う作業場くらいはキレイにしたいなぁ」「今より少しだけ片付け上手になりたいなぁ」と思ったならそれは成長のチャンスです。人に言われてネガティブなやらされムードで起こった気持ちではなく、あなたがこうなりたいと思ったポジティブな気持ちなのです。

片付けが苦手な人に試してほしい3つの方法

①完全に諦める

先程ご紹介した通りです。人から「片付けが出来ないと時間を損しますよ」と言われても「その習慣を身に付けるための時間が勿体ないわ!!無くしたら無くした時探せばいい!」と割り切る方法です。

これによりあなたのメンタルが安定し、他の仕事のパフォーマンスが上がるのならそれが一番です。

②人に頼む

苦手な事をわざわざあなた本人がやる必要はありません。得意な人に任せましょう。

ご家族、パートさんアルバイトさん。または片付け専門のルームクリーニング的なお仕事の会社に片付けを外注してしまいましょう。

ちなみにご家族やなじみのパートさんであっても片付けにかかった時間はちゃんと給料なり、お礼なりの対価を払いましょう。その対価を払うのと、汚れたままの状態でいることのどちらがあなたにとって心地よいか?を考えるキッカケになるからです。

③頑張りすぎずに自分で片付けをする

そして、私がやっている方法がこちら。

自分で片付けをするけど、頑張りすぎないというルールです。

具体的にはあなたの仕事場や、自宅の自室などそれぞれの場所に『大事なもの箱』を作ります。

箱はみかん箱など、何でも構いません。なるべく大きめがオススメです。

ルールはシンプルです。「大事なモノだな、と思ったらその箱に入れておく」これだけです。

自分が大事なもの、と思ったものは「後で探す」可能性が高くなります。その時に、部屋全体や作業場全体を探すのはとても大変です。しかし、この「大事なもの箱」を作っておけば、探すべき場所はかなりラクになります。

作業場に1つ、自宅リビングに1つ、自宅の自室に1つ。仮に合計3つの大事なもの箱を作っていたとしても、探す場所は3ヶ所に限られます。コレはものすごい時間の節約につながります。

スマホ、クルマの鍵、領収書、補助金の申請書類、写真などなど…人によって大切なものやその重要度はそれぞれです。

片付けが上手な人は、その重要度を判断して、適切な保管場所までササッと移動させることができます。

この作業を苦手な人にやってもらう、というのは少年野球の子供にプロ野球選手の活躍を期待するようなものです。(皮肉るわけではなくレベル差がすごいという表現です)

なので……片付けが苦手。片付けの重要性は分かってる。でも、他の人にお願いするのは気が引ける。という方は大事もの箱をあなたの仕事スペース、生活スペースに置いてみて下さい。

自分が動きやすい環境を作ろう

自営業において大切なのは自分の能力を自分で引き出すこと。あなたにとって心地よい片付け方が見つかり、仕事がはかどるのならば別に部屋が汚かろうが、キレイだろうがどっちでも良いのです。

気楽に行きましょう!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

目次
閉じる