#881【防災】『ウチは大して被害が無かった』という人に伝えたい事

{“text”:”OKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。

(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/688a26d1d674f8007b8338bb)

はじめに

今日は防災というテーマをお届けしますが、「ウチは大して被害が無かった」と感じている方々にも心の内を伝えたいと思います。最近の自然災害が私たちの日常生活に与える影響について考えてみたり、私自身の経験から他者とのつながりや「被災」という概念について触れていきます。特に、目には見えないけれども心や生活に影響を受けていることもあると思います。

## 最近の災害が教えてくれること

先日、北海道近くで地震が発生しました。私が住んでいる広島県では影響が少なかったため、いつも通りの日常が保たれたのですが、こういう時ほど **防災の重要性を実感できる**瞬間でもあります。

私も2018年に西日本豪雨を経験しましたが、その時は本当に大きな被害を受けた方たちの声を思い出します。自分は直接の被害がなかったとしても、周囲の影響や心の疲れというのは否応なく感じるものです。

## 被災の概念を考える

被災という言葉についてですが、法律的には **物理的な損害があること**が条件です。家が壊れたり、怪我をしたりしたときに、初めて「被災者」と認定されることが一般的です。しかし、日常生活が乱されてしまった人も、無意識に心に影響が出ていることがあります。

たとえば、「自分は大したことはない」と感じること自体が、他の被災者を気遣うあまりの自己犠牲のようなものかもしれません。自分の心の痛みを無視しないでほしいと、強く思います。

## 自分が感じた「被災者」の気持ち

私が感じた被災者の気持ち、というのは、2018年の西日本豪雨の経験から来ています。実家の町が孤立し、大切な人が救助を待つ状況になりました。

その時、私は自分の心が **モヤモヤしたり**、不安でいっぱいになったりしていました。それでも直接の被害がなかったから「私は被災者ではない」と思い込もうとしたんです。しかし、どれだけ心が揺れていたか、今思い返すと当時の自分がどれほど疲れていたかを実感します。

不安やストレスを感じながら生きているのも、実は立派に「被災」した証なのだと感じるのです。

## 無意識に疲れている自分に気づく大切さ

結論として、 **知らないうちに疲れているので、心と体をいたわることが必要です**。普段から友人や家族と気軽に愚痴を話し合うことも重要だと思います。これは決して弱音を吐くことではなく、心の健やかさを保つための大事なステップです。

日々の生活の中で小さなストレスでも、話すことで楽になることがたくさんあります。特に、もっと外部の問題に目を向けがちな時期なので、気を付けていきたいですね。

ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!”}

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この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

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