実力を発揮するには肩の力を抜け 

今日のお話は
『実力を発揮するには肩の力を抜け』という事です。

新規就農する直前、フリーランスになる直前の時は

「アレもやりたいな、コレに挑戦したいな」とか。人によっては「俺はこんな壮大な目標を達成するぞ!」とか、色々なプラスの想いがあったと思います。

新規就農してしばらくはその想いだけで突っ走れるものですが、どこかのタイミングで「アレ…何かしんどいな」という瞬間が誰にでもやってきます。

私なんか月に1回とか、ひどい時は週に1回くらいやってきます(笑)そんな時は特に意識して「肩の力を抜く」「ダラダラする」というのを最近の私は大切にしています。

会社員の時は、上司という存在がいるので、嫌でも「シャキっ」と気合を入てもらえます。
ダラダラしたくても、人の目があるから、いい意味でサボれないわけです。

ところが自分が事業主になると、仕事内容を全部自分で決める必要があります。
すると、人の性格にもよりますが「いつまで経っても気が休まらない」という事がしょっちゅう起こるわけです。

「近所の●●さんは朝早くから働いてる!俺も見習わなきゃ!」
「先輩農家は僕の3倍の面積をラクラクこなしてる!もっと頑張らないと!」
みたいな感じです。

田舎に移住して特有の現象を挙げると
「あなたが移住してきてくれて嬉しいよ。期待してるからね」
「若い力で地域を盛り上げてくれ」という年上の方からのプレッシャーというものもあると思います。

この緊張感やプレッシャがあなたにとって心地良いレベルだったり、元気の源になっているのなら全く問題ないです。そのまんまガンガンやっちゃってください。

ただ、そういった状況が長く続くと、ほとんどの方は精神的に辛くなります。その辛さが、巡り巡ってあなたの仕事のパフォーマンスを下げます。

また、脱サラ前、事業スタート前に「やるぞ!!」と思っていた事が、実際にやってみたら「こんな難しいと思わんかった」ということもあると思います。

あんなにやりたかった事、楽しみにしていた事が「やらないといけない…」という、「want to」が「 must」に変わっていき、更に悪化すると「やりたくない」に変わっていくわけです。

そんな時は、知らないうちに「肩に力がはいり、雑念が増え、実力が発揮できない』という状況になりがちです。

そうならないためにも、
・意識して休息を取る
・どうやったらリラックスできるかを考える
・リラックスできる仕組みを作る

という事を、事業の計画作りと同じくらいしっかり考えてみて下さい。

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この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

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