零細農家がバズった話16 東日本は大雪です…【悪い話は早めに話すべし!】

前回は
「直接ごぼうを買いに行っていいですか?」
というお客様は思い切って
お断りした、というお話でした。
https://ok-farm.jp/buzz-15/

こうして、順調に発送作業を
続けていたわけですが
思いもよらぬトラブルが!!!
それは天気!!!
悪天候が関係した出来事を
今回は紹介します。

このお話を最初から読みたい方はこちらから
零細農家がバズった話①バズる前夜
https://ok-farm.jp/buzz-1/

目次

こっちはいい天気…なのに!?

OKファームがごぼうを収穫している
広島県東広島市は、
バズった日12/8から
年末まで
悪天候がほとんどありませんでした。
寒いとか、ちょっと雪が降ったりは
ありましたが、作業ができない!
という日はありませんでした。

しかし!!!
12月中旬のある日
天気予報を見ると…

「東北地方、北陸地方を中心に
ものすごい量の雪が降ります…
積雪もかなりの量となります」
とのこと!!
郵便局、ヤマト運輸双方から
『地域差はあるけど
 配送遅れになる地域も
 あると思うから気をつけて』
と案内が入ります。

うーーーーむ。
うーーーーむ。
そうなんです。
勘のいい方はお気付きかと思いますが、
バズったおかげで、
東北地方、北陸地方からも
ちょこちょこご注文が入っていました。

発送する順番、どうする?

注文順通りに対応して
東北・北陸のお客様を
発送したら、雪のため
配送遅れになる
可能性がある…。
常温発送して、2-3日経てば
北海道の発送の時と同じく
凍ってしまう可能性もある…。

うーーん…とはいえ
正直、クール便での料金増額は
私もやりたくないし
多分お客様も嫌がるよなぁ…。


うーーーーーむ。

よし!!
決めたぞ!!

配送遅れのリスクを避ける

雪の影響が出るであろう地域の方は
天候が安定するまで
発送を行わない事にしました。
Twitterなど各SNSで
『今発送して
ごぼうがもしも傷んだら
お互い残念な想いをすることになる』
『天候が回復したら
すぐに発送対応をする!』
という案内をしました。

残念ながら
この連絡の際に
キャンセル連絡を頂いた
東北地方の方が
確か1人いらっしゃったように
記憶しています。

天候が安定していればなぁ…
と残念にも思いましたが
注文してから
既に1週間以上経っていた
タイミングで
更に配送遅れの連絡なので
無理もないかなと思います。

配送遅れに応じて下さった
お客様には
天候が回復した後(4-5日後?)に
発送再開をさせて頂きました。

悪い知らせは早く伝える!!

今回、私が改めて
「コレって大切だよなぁ」と
再確認した、有名人の名言があります。
マイクロソフトの創始者
ビル・ゲイツ氏が発したとされる
「悪い知らせは
 早く知らされなければならない」
というものです。

どんなに頑張っても
最善を尽くしても
トラブルや失敗は起こります。


「あぁ…困ったなぁー。
 お客さんに早く知らせないと
 いけないよなぁー」
と思いつつ
「怒られるだろうなぁー」
「ちょっと待ったら、事態が好転するかも?」
などと考え始めると
「報告は明日にしよう…」
「来週にしよう…」
と、ズルズル先延ばしに
なってしまうものです。

先延ばしにした結果起こるのは
『事態の悪化』です。
OKファーム自身の経験上
1%は好転する場合もありますが
99%は事態悪化だと考えます。

悪い知らせを受けて
その知らせに間違えがない
トラブル回避ができない
と判断したら
なるべく早く
「すみません、今●●というトラブルで
 こういう状況なのですが…」

と伝えるべきです。
 不快な想いをさせるかもしれませんが
 『すぐに報告してくれた』
 というポジティブなイメージも与えられます。

先延ばしはろくな事がない

逆に、先延ばしにした場合
 不快な想いをさせるかもしれない上
 「もっと早く言ってくれればよかったのに!」
 というネガティブなイメージを持たれます。

さらに悪い例を挙げると
 「そろそろ言わなきゃ、言わなきゃ」
と思っている状況で、
「コレについて聞きたいことがあるんだけど?」
という感じで
トラブルについて向こうから聞かれた場合
完全に後手に回った対応になります。
その結果…
「コイツ、私が聞かなかったから
 絶対隠すつもりだったでしょ!?」
というような、怒りに近い感情を持たれます。

結局同じなら・・・

・先手を打って報告
・先延ばしにして報告
・相手が気付くまで放置
どれを選んでも
「相手を不快にさせる」
という事項はほぼ確定です。
となると、せめて
「隠さずに素早く伝えてくれた点はよかった」
というポジティブな評価を得られるようにすべきです。

今回、OKファームでは
「雪の影響で、発送を後回しにさせてもらえないか?」
という「よくない相談」を
こちらから持ちかけました。
その結果、キャンセルも実際に発生しました。

このキャンセルは、
「後回しにさせてくれ」を
先に言っても
後から言っても
同じ結果だったと思うんですよ。

それなら、お客様を
「注文したのに連絡がないな。本当に届くのかな?」
と不安にさせる時間が1日でも短い方がよいじゃないか!!
と私は思うのです。


そして、こちらから先手を打つことによって
「今回はゴメンナサイ。
 次回はお待たせすることなく発送できるよう
 頑張りますのでお願いします!」
と、自信を持って次への声かけをすることもできました。

あなたの場合も
お客様、上司、部下、友人、家族など
相手や立場によってその対応は変わると思いますが

「悪い情報ほど、早く知らせる」
という事を少し意識してみて下さい!!

次回予告:振込確認の効率化はコレで決まり!!

次回の記事は
支払い方法
銀行振込のお悩みについて!!!
「あれー?このお客様は振込があったんだっけ…?
 あれ?ゆうちょ?JAバンク?どこに振込まれた?」
「農作業したいのに銀行に記帳に
 行かんといけんじゃろうがー!!!」
という、結構面倒な
銀行振込の確認について
オススメの方法を紹介しています。

ぜひご覧ください
零細農家がバズった話17
代金の振込確認、コレを使えば便利だ!
https://ok-farm.jp/buzz-17/

このお話を最初から読みたい方はこちらから
零細農家がバズった話①バズる前夜
https://ok-farm.jp/buzz-1/

SNS運用を上手にしたい新規就農者の方
農業や、炭素循環農法に興味のある方は
ぜひフォローをよろしくお願いします!

2021年末までに
4つのSNSのフォロワー
10000人突破!

目標にしています。今後も頑張ります!!

前回は
「直接ごぼうを買いに行っていいですか?」
というお客様は思い切って
お断りした、というお話でした。
https://ok-farm.jp/buzz-15/

こうして、順調に発送作業を
続けていたわけですが
思いもよらぬトラブルが!!!
それは天気!!!
悪天候が関係した出来事を
今回は紹介します。

このお話を最初から読みたい方はこちらから
零細農家がバズった話①バズる前夜
https://ok-farm.jp/buzz-1/

こっちはいい天気…なのに!?

OKファームがごぼうを収穫している
広島県東広島市は、
バズった日12/8から
年末まで
悪天候がほとんどありませんでした。
寒いとか、ちょっと雪が降ったりは
ありましたが、作業ができない!
という日はありませんでした。

しかし!!!
12月中旬のある日
天気予報を見ると…

「東北地方、北陸地方を中心に
ものすごい量の雪が降ります…
積雪もかなりの量となります」
とのこと!!
郵便局、ヤマト運輸双方から
『地域差はあるけど
 配送遅れになる地域も
 あると思うから気をつけて』
と案内が入ります。

うーーーーむ。
うーーーーむ。
そうなんです。
勘のいい方はお気付きかと思いますが、
バズったおかげで、
東北地方、北陸地方からも
ちょこちょこご注文が入っていました。

発送する順番、どうする?

注文順通りに対応して
東北・北陸のお客様を
発送したら、雪のため
配送遅れになる
可能性がある…。
常温発送して、2-3日経てば
北海道の発送の時と同じく
凍ってしまう可能性もある…。

うーーん…とはいえ
正直、クール便での料金増額は
私もやりたくないし
多分お客様も嫌がるよなぁ…。


うーーーーーむ。

よし!!
決めたぞ!!

配送遅れのリスクを避ける

雪の影響が出るであろう地域の方は
天候が安定するまで
発送を行わない事にしました。
Twitterなど各SNSで
『今発送して
ごぼうがもしも傷んだら
お互い残念な想いをすることになる』
『天候が回復したら
すぐに発送対応をする!』
という案内をしました。

残念ながら
この連絡の際に
キャンセル連絡を頂いた
東北地方の方が
確か1人いらっしゃったように
記憶しています。

天候が安定していればなぁ…
と残念にも思いましたが
注文してから
既に1週間以上経っていた
タイミングで
更に配送遅れの連絡なので
無理もないかなと思います。

配送遅れに応じて下さった
お客様には
天候が回復した後(4-5日後?)に
発送再開をさせて頂きました。

悪い知らせは早く伝える!!

今回、私が改めて
「コレって大切だよなぁ」と
再確認した、有名人の名言があります。
マイクロソフトの創始者
ビル・ゲイツ氏が発したとされる
「悪い知らせは
 早く知らされなければならない」
というものです。

どんなに頑張っても
最善を尽くしても
トラブルや失敗は起こります。


「あぁ…困ったなぁー。
 お客さんに早く知らせないと
 いけないよなぁー」
と思いつつ
「怒られるだろうなぁー」
「ちょっと待ったら、事態が好転するかも?」
などと考え始めると
「報告は明日にしよう…」
「来週にしよう…」
と、ズルズル先延ばしに
なってしまうものです。

先延ばしにした結果起こるのは
『事態の悪化』です。
OKファーム自身の経験上
1%は好転する場合もありますが
99%は事態悪化だと考えます。

悪い知らせを受けて
その知らせに間違えがない
トラブル回避ができない
と判断したら
なるべく早く
「すみません、今●●というトラブルで
 こういう状況なのですが…」

と伝えるべきです。
 不快な想いをさせるかもしれませんが
 『すぐに報告してくれた』
 というポジティブなイメージも与えられます。

先延ばしはろくな事がない

逆に、先延ばしにした場合
 不快な想いをさせるかもしれない上
 「もっと早く言ってくれればよかったのに!」
 というネガティブなイメージを持たれます。

さらに悪い例を挙げると
 「そろそろ言わなきゃ、言わなきゃ」
と思っている状況で、
「コレについて聞きたいことがあるんだけど?」
という感じで
トラブルについて向こうから聞かれた場合
完全に後手に回った対応になります。
その結果…
「コイツ、私が聞かなかったから
 絶対隠すつもりだったでしょ!?」
というような、怒りに近い感情を持たれます。

結局同じなら・・・

・先手を打って報告
・先延ばしにして報告
・相手が気付くまで放置
どれを選んでも
「相手を不快にさせる」
という事項はほぼ確定です。
となると、せめて
「隠さずに素早く伝えてくれた点はよかった」
というポジティブな評価を得られるようにすべきです。

今回、OKファームでは
「雪の影響で、発送を後回しにさせてもらえないか?」
という「よくない相談」を
こちらから持ちかけました。
その結果、キャンセルも実際に発生しました。

このキャンセルは、
「後回しにさせてくれ」を
先に言っても
後から言っても
同じ結果だったと思うんですよ。

それなら、お客様を
「注文したのに連絡がないな。本当に届くのかな?」
と不安にさせる時間が1日でも短い方がよいじゃないか!!
と私は思うのです。


そして、こちらから先手を打つことによって
「今回はゴメンナサイ。
 次回はお待たせすることなく発送できるよう
 頑張りますのでお願いします!」
と、自信を持って次への声かけをすることもできました。

あなたの場合も
お客様、上司、部下、友人、家族など
相手や立場によってその対応は変わると思いますが

「悪い情報ほど、早く知らせる」
という事を少し意識してみて下さい!!

次回予告:振込確認の効率化はコレで決まり!!

次回の記事は
支払い方法
銀行振込のお悩みについて!!!
「あれー?このお客様は振込があったんだっけ…?
 あれ?ゆうちょ?JAバンク?どこに振込まれた?」
「農作業したいのに銀行に記帳に
 行かんといけんじゃろうがー!!!」
という、結構面倒な
銀行振込の確認について
オススメの方法を紹介しています。

ぜひご覧ください
零細農家がバズった話17
代金の振込確認、コレを使えば便利だ!
https://ok-farm.jp/buzz-17/

このお話を最初から読みたい方はこちらから
零細農家がバズった話①バズる前夜
https://ok-farm.jp/buzz-1/

SNS運用を上手にしたい新規就農者の方
農業や、炭素循環農法に興味のある方は
ぜひフォローをよろしくお願いします!

2021年末までに
4つのSNSのフォロワー
10000人突破!

目標にしています。今後も頑張ります!!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

目次
閉じる