#752 「早さ」こそが小規模事業者の強み

{“text”:”OKファームのOKです。この記事は、音声配信でお話したものをブログ記事にしたものです。

(この記事は音声でもお聴き頂けます。リンクはこちらからhttps://stand.fm/episodes/67df6f124973b4d36a090d4f)

はじめに

皆さんこんにちは。今日は「早さこそが小規模事業者の強み」というテーマでお話ししたいと思います。大手企業に目を向けると、どうしても彼らには勝てないと思ってしまうことが多いですが、小規模事業者には独自の強みがあるのです。その一つが「速さ」です。これまでの経験を踏まえて、私がどう感じているのか、またどのように活用できるのかをお話ししていきますね。

## 1. 大手企業には勝てない理由

まず最初に、大手企業にはだいたい勝てないということについてお話ししましょう。私も以前、大手企業のように自社商品に対して大々的なキャンペーンを実施しようとしたことがあります。送料無料キャンペーンを打ち出したり、特典を付けたりと色々試みるんですが、結局お金の面で続かないのが現実です。

たとえば、大手企業は大量に商品を仕入れるからこそ、原価を抑えることができる。他方で、小規模事業者はその余裕がなく、同じように真似をしても利益が出にくいのが現状です。そのため、**大手企業に勝とうとするのは非常に難しい**ということを理解しています。

## 2. 速さだけは勝てる

次に、速さだけは勝てるというポイントにフォーカスしてみましょう。小規模事業者は、迅速な対応ができるという強みがあります。例えば、私が販売しているお菓子「バリバリごぼう」についても、注文を頂いてからできるだけ早く発送するよう心がけています。

昨日注文したお客様に、**今日届ける**ということができるのです。すると、お客様から「すごく早く届いた!」という嬉しいお声を頂くことがあります。SNSにその喜びを投稿してくださると、やはり励みになりますし、ますます頑張ろうと思える原因となります。

## 3. ビジネスと友人の狭間

三つ目のポイントは、ビジネスと友人の狭間にいるということです。大手企業では、商品を届けてもその背後にいる従業員の顔が見えませんが、小規模事業者だと、実際にその商品の取り扱いや対応を担当している人が分かるという強みがあります。私が心掛けているのは、**お客様との距離を縮めること**。

「発送してくれたのはこの人だ!」と思ってもらえることで、商品のリピートにも繋がるのではないかと思います。また、やり取りを通して親近感が生まれると、嬉しい感情や楽しさが生まれ、口コミが広がる可能性も高まります。それは小規模事業者だからこそできるコミュニケーションの力です。

## 4. ピッと動く速さが生きる

ビジネスの場面において、たとえ良いアイデアがあったとしても、**速やかに動けるかどうか**が勝負です。お客様から「こういう商品が欲しい」や「このサポートが必要」といったニーズを受けると、大手企業では上司に確認したり、社内での取り決めに時間がかかりました。しかし、小規模事業者になると、私個人がそのリクエストに即答できる環境が整っています。だからこそ、私のお客様満足度は高まるわけですね。

ただ、速さを追求するあまり無理ばかりするのは、逆効果になることも忘れないでください。自身のワークライフバランスを考えて、合理的に行動することが大切です。

## 最後に

というわけで、速さは小規模事業者の強みであることをお話ししました。小規模だからこそできる速やかな対応や個別のコミュニケーションを活用して、お客様に『また頼みたい』と思っていただけるよう努めていきます。私もこれからも皆さんと一緒にがんばっていきましょう。

ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃあまたのー!”}

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この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

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